知っておきたいドメインの選び方

2020年 6月 3日
どんなドメインを選べばいいの?

ドメインって何でしょうか?基本的には「ネット上のホームページの住所」を指します。でもそれだけではありません。ドメインのパワーはこの定義のはるか彼方を行っています。どのドメイン名を選ぶかが、あなたのサイト上の成功のカギを握っているといっても過言ではありません。

ドメイン、ホームページ、ウェブホスティング 

これらの違いは何でしょうか?ホームページを始める時に誰でも疑問に思うことです。さあ、今日このもやもやをはらしちゃいましょう。

  • ドメイン名 (または ドメイン) はインターネットアドレスの形式でウェブサイトやメールアカウントを識別するために使われます。例えば今見ているこのホームページのアドレスは Webnode.jpで、このアドレスをブラウザに入力すればサイトが見つかります。あなたがGmailアカウントを持っているならOOOO@gmail.comのようなメールアドレスを使っているのではないでしょうか?このgmail.com がドメインになります。
  • ウェブサイト(またはサイト、ホームページ)はブラウザにドメイン名を入れたときにスクリーンに表示されるもので、サイトはページ、画像、ファイルやそのほかのデータの集合体からなっています。
  • ウェブホスティング (またはウェブホスト、ウェブサーバー、ホスティング)はあなたのホームページが成り立っているすべてが保存されている場所を指します。ネット上のあなたのホームページの物理的な場所になるので、ほとんどの場合は特別なコンピューターになります。

これを一連の流れにすると、まず誰か(ここでは山田さんとします)があなたのサイトを見たい場合、山田さんがブラウザにあなたのドメインを入力します。そうすると山田さんのコンピューターはあなたのウェブホスティングに接続され、あなたのサイトがブラウザを通して山田さんの画面に出てきます。

そのため、あなたがドメイン名を何にするか考えているのであれば、その瞬間にウェブホスティング(サイトの物理的な場所)も必要になります。そしてサイトを作るツールも。つまり、サイトを開設する場合は上記3つがすべて必要なのです。もちろん別々に契約もできますが、便利なのは「ドメインをホスティング込みで登録でき、サイトを編集するエディターがあり、デザインが洗練されている」オールインワンなサービスを使うこと。

とくれば、あっWebnodeも全部そろっています。

ドメインを分解してみる

ドメインは、文字列とドット、拡張からなっています。

ドメインがどう成り立っているか

ドメイン名

ドメインには2つの重要な部分に分けられます:

  • SLD (セカンドレベルドメイン) – 数字やアルファベットの文字、ハイフンから成り立っています (例:a-z, 0-9) 。日本語のドメインの場合でもプログラム上は英数字に置き換わります。スペースは認められていません。例えば、あなたがLuigi’s caféというカフェのオーナーであれば、セカンドレベルドメインは luigiscafeやluigis-cafeとすることができます。
  • TLD (トップレベルドメイン)) – 登録可能なトップレベルドメインを選ぶことができます。人気が高いのを上げると、当初の使い方でも広く使われ、最近では違う目的でも使われる傾向があるのが .com (最初は商用として作られました)、.org (組織などの団体, よくあるのは非営利組織)、 .net (ネットワーク系)、 .info (なんでも使える)。
    このようなドメインでなくても国や地域特有のトップレベルドメインもあります。 .uk はイギリス、 .itはイタリア、.deはドイツ、.ptはポルトガル用、.tokyoは東京向けといった具合です。このような地域限定のドメインの場合、まったく違う地域からの申請はできない場合もあります。自分のビジネスが地域に根差したものであれば、このようなドメインも一考の価値があります。ちょっと違ったトップレベルドメインがいいなという場合、最近のトレンドなトップレベルドメインとしては.wedding, .bar, .yoga, .photography や .blogなどが人気になっています。Webnodeで登録できる色々なドメインはこちらのリストを見てみてください。 トップレベルドメインの選択については特にルールはありません。あなたのサイトの輝かしい未来にふさわしいものを選んでください。
SLD とTLD

SLD(セカンドレベルドメイン)とTLD(トップレベルドメイン)

ドメイン名は超重要

ドメイン名はインターネット上の住所以上の意味を持ちます。サイトが成功するかのカギを握る存在であるため、一番ふさわしいものをちゃんと選ぶことが非常に重要です。ドメイン名はプロ仕様で信頼できて覚えやすく、あなたのビジネスについてはっきりわかるものがベストです。適切なものを選べば、あなたのビジネスが認知され、発見されやすくなり、検索エンジン最適化でも有利になります。ほかにもメリットがたくさん。。。

ドメインは世界で一つのものになるので、登録制になっています。ぱっと思い浮かぶほとんどのドメインはもしかするとすでに誰かが登録してしまっているかもしれないので、これだと思うものを登録するまでは大変かもしれません。 ブランド名や店舗名を思い出させるような名前に限定して探すのも一案です。ブランド戦略は成功しているどのサイトでもちゃんとやっていることです。ブログでも個人サイトでもネットショップでも同じこと。ドメイン名はブランド構築にも一役買うものなので、サイトを離れたあとでもお客様の心に残るものがおすすめです。

ドメイン名を登録するには?

ドメインが決まったら、登録はレジストラと呼ばれるドメインの販売と登録の権限を与えられたドメインの登録業者でできます。(Webnodeでもできます)レジストラは星の数ほどありますが、業者によって登録できるドメインや料金が異なる場合があります。新しいドメインを登録するとき、一般的なドメインの方が流行りの.wedding や .blogなどのドメインよりも低価格なことが多いです。同じドメインは一度きりしか登録できないので、登録したいドメインがすでに登録されている場合は、ドメインの所有者が更新をやめて手放す決意をしない限り他の人が登録することはできません。

おすすめのドメインの決め方

ドメインの選び方について、よくあるミスやちょっとしたルールをまとめてみました。注意したいのは:

ドメインを登録するのはあなた自身

Webnodeでドメインを登録する場合、他の人がすでにそのドメインを使っていないかどうか確認できます。また WHOISというドメインの登録状況がわかるサイトで登録状況を見ることも可能です。SNSも確認しましょう。ホームページとSNSのページで同じ名前や文字列を使うことはブランド構築やアイデンティティにとってものすごく重要です。すべての名前がそろっていると、サイトに来てくれた人やSNSでのファン、お客様はどこからでもあなたを探すことができます。

ドメインは世界でたった1つ 

せっかく決めたドメイン名がもう誰かに取られていた?そんな時は同じ文字列で違うトップレベルドメインの空きがないかも見てみましょう。理想的には、本当にオリジナリティあふれるドメインは他と混同されないのでお勧めです。すでにドメインが登録商標として登録されている場合、その一部のみでもドメイン名として登録すると権利などの関係でもめることがありますのでご注意を。

ドメインは短く

1番人気のサイト名は平均で6文字、1番一般的なドメイン名は11文字の長さです。ドメインの場合、短ければ覚えやすいので、短い簡潔なものが勝ちです。

ドメインは覚えやすいものを

Tumblr/Flickr/Ernstandyoungと入力しなければならないところ、「Tumbler/Flicker/Ernestandyoung」とかなりの人が入力ミスをすることがわかっています。これらの会社はよくあるタイプミスのドメインまで購入して、お客様が確実に自分のサイトに来てくれるよう取り計らっています。潜在的なお客様をみすみすと紛らわしいつづりで失いたくないですよね?わかりやすい文字列、誰からでもおぼえやすいドメインを選びましょう!

はっきり発音しやすく読みやすい

でも、人は忘れやすい生き物です。覚えやすいものはシェアされやすく口コミでも広がりやすいです。この効果を活用しない手はありません。

キーワードの羅列でない

検索エンジンで探すとき、人はキーワードを入力します。その中で1つか2つがそのままドメインに使われていたらら、検索エンジンでの掲載結果でちょっぴりは上になるかもしれません。訪問者の側から見てもドメインを見ただけでどんなサイトなのか検討がつきます。でもキーワードのみで成り立っているドメインは、長い目で見てあなたのブランド力向上やビジネス拡大の邪魔になるかもしれません。店舗名や社名などの方が商品名のみのドメインよりおすすめです。

長期的な目で

何年かたってもドメイン名の響きは問題ないでしょうか?最新トレンドにのったドメインを今だけ使いたいのか、長くずっと使いたいのかでもどんなドメインを選ぶかは変わります。

自分の名前をドメインとして使うこともおすすめ

自分のブログや履歴書としての個人サイトなどを運営している場合はおすすめです。自分ブランドの構築にぴったりです。

正しい拡張を選ぶ

もちろん一般的な .comに行くのも手です。でも国際的にビジネスを展開しているもしくは将来的にするつもりであれば、地域の入ったドメインを取得するのも戦略の一つです。ラッキーなことに、ドメインはいくつでもしたいだけ登録できます。 将来ビジネスを広げる可能性があるなら、それを見越して、または他言語版としてのドメインを今のうちに取得しておくのも賢い考え方です。

そのドメイン、黒歴史があるかも

いつもいいとは限らないのがドメインの過去。もしあなたが登録しようとしているドメインが誰かに所有された経歴があれば、黒い歴史がないかどうか登録前に調べておくことが不可欠です。Google でスパムとして認識されていないかもチェックしましょう。そのほかにも:

  • 「site:ooooo.comでドメインを検索:Google検索で 「site:」のあとにドメイン名を入れて見てみます。何も出てこなければいいサイン。ドメインが過去に使われていてもGoogleのインデックスからはすでに外れています。
  • Wayback Machineを使って調べる:ドメインの過去がわかる無料ツールです。
  • ドメインの歴史は:Whois History(英語版)でも探せます。

ドメイン名ジェネレータからヒントを得る

新しい言葉を作ってみましょう。GoogleやYahooが新しい言葉を作ったように、今ある言葉を組み合わて新語を作ることもできます。シソーラスや類義語辞典を使ってほかの言葉で置き換えたりして、ブランドによさそうなワードを組み合わせたり。Webnodeのドメイン登録画面でもドメイン名の提案があります。

終わりに…

ホームページを開設する場合(個人、商用、ネットショップ、ブログ問わず)ドメイン名、ホスティング、ホームページプラットフォームを選ぶ必要があり、これはかなり重要なものです。これら全部まるごと+αはWebnode.comでできますよ。簡単にサイト作成ができて、ドメイン名の登録画面ではおすすめの候補ドメインを提案。有料プランの購入があれば独自ドメインは最初の年は無料で使えます。

ポイント: サブドメインを使って、各コンテンツに覚えやすいアドレスをプラス。例えば、ブログ用のドメインを blog.OOOO.com 、ショップ用を eshop.OOOO.comというようにすると、このアドレスからアクセスできます。

この記事はお役に立てましたでしょうか?疑問質問なんでも以下のコメント欄にぜひどうぞ。ドメインとホスティングを取得する方法を知りたいですか? 詳細なガイドがあります