ネットショップを開業しよう:完全版
2024年 3月 25日Index:
ネットショップを開いてお金を稼いでみたいと思ったことはありますか? もしくはすでに実店舗をお持ちで、ネット販売をスタートしてビジネスを拡大したいと考えていますか?ネットショップを最大限に成功の可能性を高め、かつ簡単に開設する方法について全てのポイントをまとめました。
1. ネットショップ開業にお勧めの商品とは?
ネットショップの成功のカギは、何を売るかを決めることです。利益率、競合性、営業やマーケティングの費用、そしてブランディングなどもすべてこの売るものの決定にかかってきます。
「売るもの」には大きく分けて二つの種類があります。消費者向けの商品とニッチ(すきま)商品です。
- 消費者向けの商品は必要不可欠で需要が高い商品で私たちが日常的に使っているものです。もちろん競争も激しく、長年培われたり大企業が持っているブランドで売られたりしていることが多いです。ファッションやスマホなどがこれにあたり、アマゾンや楽天などのネットモールなどでも見られます。
- ニッチな商品は特別な需要や一定の顧客をターゲットとした商品で、よくある一般的な商品のサブカテゴリーとして存在していることが多いです。競合性は比較的低いので自分ブランドを確立しやすいのがポイント。例えばベジタリアン向けのお菓子やノートPC用のリュックサックなどです。
おすすめはニッチな商品。競争相手が少ないので大企業と値引き合戦をしなくてもよいのがポイントです。どんな人が買ってくれそうか具体的にターゲットを絞ると、ECサイトのコンテンツや広告が作りやすく、自社ブランドのイメージもより短期間で構築できます。
例えば、ハンドメイドのアイテムはネット販売の成功率が高いといわれています。作ってから売るまでの全部のプロセスが自分の管理下におけるほか、世界で一つしかない商品を扱うのでほかのサイトと差別化がしやすく、その価値を評価してもらいやすいです。もし手芸が得意なら、この分野は始めるのに最適な商品かもしれません。
ただし、やみくもにうまくいくだろうと思うのはまだ早いです。ネットショップを作成する場合は、トレンドを把握し、顧客の需要を理解するために調査を行うことが重要です。こうすれば、売れるいい商品のアイデア出しに役立ちます。
ネットショップで売る商品をどうやって選べばいいの?
すきまをつくニッチ商品を選択時に以下のポイントについて考えてみてください。
価格
安い商品は売りやすいですが、ネットショップにかかるコストはちゃんとのっけて販売しましょう。逆にとても高額な商品を選んだ場合、1つの商品の利益率は上がりますが、数は多く売れない可能性が高いです。価格と売上のバランスを考えることをお忘れなく。
全く見当がつかない場合、平均価格が10000円ほどのニッチな商品を選ぶことをお勧めします。この価格帯であれば、コストをカバーするのに十分な販売量に到達するのが難しくなく、1あたりの利益を十分に確保することができます。例えばネット上で似たような商品を調べてみて、相場の中間くらいの料金でニッチな商品を売りはじめると、コストもカバーしつつ売り上げも上げやすい可能性が高いです。
競合性
Googleなどの検索エンジンで検索してみましょう。売ってみたい商品を入れてみたら、有名な大企業も同じニッチ市場で競合していませんか?大企業と比較しても「ここだけはうちがすごい!」というような特徴を出せますか?同じような商品を売っている会社がすでにたくさんあるのなら、競合の少ない別の商品やニッチに焦点を向ける価値があるかもしれません。
検索トレンド
Googleトレンド にこれから売ろうとしている商品を入れてみて、市場の傾向やニッチ状況、逆にどのくらいメジャーなのかチェックしてみましょう。検索数は右肩上がりでしょうか?急成長して消えてしまうようなファッショナブルな商品を選ぶよりも、長期にわたって上昇トレンドがあるニッチを選んだほうがいいでしょう。
季節性
Google トレンドではあなたの投入している商品の季節性もわかっちゃいます。例えば「クリスマスツリー」や「浮き輪」などは大体売れる月が決まっています。このようなニッチな商品は利益を生む可能性がありますが、ほとんどの注文と売上は同じ時期に起こり、それ以外の時期に売上を上げるのはわずかです。
リピーターを意識
すでにあなたのショップから何かを買ったことのある人に売るのは、常に新しい顧客を探すより簡単です。
例えば、ブライダル業界は利益率も高そうで一見とても魅力的に見えますが、通常は同じ人がウェディングドレスを何度も買いに来ることはないのでコストがかかります。反対にペット用品やパーソナルケア用品には大きな可能性があり、1個当たりの利益は低くとも満足した人はまた同じお店で買いたいなと思ってくれます。
配送
送料はネットショップ成功のカギを握る重要なポイントの一つです。ニッチな商品を決める時には、できれば小型で軽量な商品を優先しましょう。送料が安くなり、マージンを失うことなく、より競争力のある価格を提供できるようになります。
興味があるモノ
予備知識があるか、少なくとも興味があるニッチな商品を選びましょう。そうすることで、価値のあるネットショップのコンテンツを作りやすくなり、専門家としての地位を確立しやすくなります。「好きこそものの上手なれ」儲かりそうだからというだけで選んでしまうと、あとで興味を失ってしまったら続きません。
独自の強みを見つける
他と違う商品を持つことは重要ですが、必ずしも新しい商品の発明をする必要はありません。ほかの国ではよく売れているものやある地域では売れているものなどを違う角度から見てみることもお勧めです。他の人やサイトを参考に見てみるのもおすすめです。アイデアは盗用しないように気をつけましょう。
ネットショップを作るときには、独自の強み(USP)を理解することが鍵となります。あなたの商品は、市場の他の商品と何が違うのでしょうか?なぜ顧客は競合他社よりもあなたの商品を買うべきなのでしょうか?それは、価格であったり、使用されている素材の種類であったり、どのような人に向けた商品であるかという切り口でも差別化できます。もしあなたの商品が特別なものである理由がはっきりしていれば、人々に納得して買ってもらうのはそれほど難しくないでしょう。
2. ECプラットフォームを選ぼう
ネットショップを開設する次のステップは、どのプラットフォームやサービスを使ってECサイトを運営するのかを決めることです。ネットでちょっと検索してみると、ネットショップを構築するためのシステムはたくさん出てきます。 重要なのは、集客に自分の時間のほとんどを使えるプラットフォームを選択すること。 ベストなサービスを見つけるためのポイントをあげてみました。
- 使いやすさ – そのサービスの使いやすさはどんな感じでしょうか? 商品のアップロードや販売のしやすさが直感的で簡単に行えるプラットフォームを探してみてください。
- 特徴 – ネットショップに適した機能が設定されていますか?シンプルなチェックアウト、決済方法、商品バリエーションなど、ショップの運営には多くの機能が不可欠です。
- 価格 – プラットフォームの実際にかかる費用はいくらですか?定額料金で運営されるプラットフォームもあれば、売上ごとに一定の割合を徴収するサービスもあります。 そのショップにかかる実際のコストと、それが利益にどのような影響を与えるかを必ず理解してから始めましょう。
- デザイン – そのプラットフォームはアクセスしてくれた人にいいなと思ってもらえるようなデザインを提供していますか?販売したい商品に適した Webサイトテンプレートとカスタマイズできる機能を備えたプラットフォームを探して、ブランドをうまくアピールできるようなショップを作成できるようにします。
ネットショップの作り方がよくわからない場合は、Webnodeで始めてみませんか?Webnodeはユーザーフレンドリーなプラットフォームで、最新のeコマース起業家のニーズに合った機能を備えています。ECサイトを数分で作成できるため、多くの時間を投資しなくても、ニッチな市場と事業モデルをテストできます。
Webnodeには、レスポンシブなネットショップテンプレート、素早く簡単なカート、包括的なショップ分析などのカギとなる機能も含まれています。
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ネット販売の始め方 (Webnodeを使うの巻)
売る商品とプラットフォームを決めたら、ネットショップの設定を始めましょう。まず最初に、次のものが必要です:
- ホスティングサービス: ショップを構成するファイルが保存されるウェブサーバー
- ドメイン: ショップの表札。このドメインで、訪問者はショップがあるサーバーを簡単に見つけることができます。 (例: www.my-store.com)
- CMS(コンテンツ管理システム): ショップの目に見える部分 (ホームページ、カテゴリー、商品ページ) を構築するツール
- 注文管理システム: 注文を受け取り、管理する場所
ネットショップが公開された瞬間、何もせずに注文がいきなり入り始めるということはまずありません。公開されたばかりでは誰もあなたのショップを知らないし、検索エンジンにも出てきません。成功するためのポイントとして、お客様をショップサイトに呼び寄せ、注文を管理するために時間を投資することが重要です。
基本計画
まず最初に、ショップの構造を計画してみましょう。紙とペンを用意して、ショップページのレイアウトを考えます。
どのカテゴリーにどんな商品を入れるかに特に注意します。商品を使うシーン別、目的別、価格別、色別などいろいろ分類の仕方がありますね。商品の特性や数などに合わせて利用者が探しやすくなるようにします。
「ベストセラー」や「今週のセール」などのカテゴリーを作るのもお勧めです。
おすすめ:
- 可能な限り最小限のカテゴリー数と直感的な商品構成のバランスを見つけましょう。どのカテゴリーにも3クリック以内で到達できるようにすることがポイントです。
- サブカテゴリーの数を制限します。 シンプルであればあるほど良いのです。
- 各カテゴリーにはほぼ同じ数の商品を入れてください。
たとえば、靴屋を作成する場合、その構造は次のようになります。
例えば、シューズショップを作成している場合、こんな感じになります:
デザイン
ショップの構造を決めたら、今度はデザインについて考える番です。 Webnodeでは、ネットショップを作成する際のガイドとなるさまざまなテンプレートがあります。 すべてのテンプレートはカスタマイズ可能なため、探している条件とぴったりなテンプレートがなくても心配ご無用です。
ネットショップカテゴリーに含まれていないテンプレートで気に入ったものがあっても問題ありません。どのテンプレートにもカート機能を追加できます。 必要に応じて、ブログとネットショップの両方を備えたWebサイトを作成できます。
テンプレートを使ってネットショップを作るメリットはたくさん。テンプレートはプロのデザイナーによって作成されているため、ショップのデザインが基準をすべて満たしているため、安心して使えます。
こうすれば、見出しのフォントサイズや特定のページの文章の配置などの細かいことに時間を使うのではなく、重要なショップのコンテンツにパワーを集中することができます。 商品をアップロードするだけで、デザインと使いやすさをパソコン、スマートフォン、タブレットで実感し、完璧に動作することを確認できます。
デザインはやっぱり自分でやりたい?それなら下のポイントをみてみてください。ベストな結果をキープしながら、プロ仕様の見た目も維持できますよ。
- 少ない方がいい:あまりに盛りだくさんだと、ページの一部分だけに集中することが難しくなります。潜在的な購入者を圧倒し、店舗から離脱させてしまう可能性があります。必要な情報を提供することと、店舗デザインを明確かつシンプルに保つことのバランスを見極めましょう。
- 視覚的階層: 要素を重要度の高いものから低いものへと並べ替えます。サイズやページ内での位置、背景のコントラストなどを工夫しましょう。ビジュアルヒエラルキーをうまく活用することで、購入者の注意を重要な部分に向けることができます。
- テキストの色とタイポグラフィ:テキストに関しては、デザインよりも機能性が重要です。読みやすく、ページの背景とのコントラストが最適なフォントを選びましょう。
- レスポンシブデザイン:来店者の高い割合がスマートフォンで入店し、買い物をします。Webnodeはどのデバイスでも完璧に動作するテンプレートを提供していますが、スマートフォンでの見え方のチェックもお忘れなく。
- ビジュアルエイド :行動喚起、フォーム、購入ボタンに注意を引くために小さな手がかりを使いましょう。矢印や人が見ている絵、または訪問者に行ってもらいたい場所を指差す絵はとても効果的です。
- 少ない方が豊かである: 断捨離ですね。サイトはシンプルであればあるほどいいです。たくさんの項目があると、一つの項目に集中することが難しくなります。これから買ってくれそうなお客様がサイト内で迷子になってしまったら、すぐにどこか別のサイトを探しに行ってしまうでしょう。必要な情報はちゃんと網羅しつつ、デザインはわかりやすく&シンプルに。
- ビジュアルヒエラルキー: 一つ一つの要素を重要性の高いものから並べます。サイズを変えたり、ページでの位置を変えたり、背景とのコントラストを変えたり。。。うまくビジュアルヒエラルキーを使えば、読み手の心をぐっととらえてうまく重要な情報に注目してもらえます。
- テキストの色とタイポグラフィ: テキストに限って言えば、機能性はデザインよりも大切です。読みやすく背景からちゃんと目立つフォントを選択します。
- レスポンシブデザイン: 大部分の読み手はスマホであなたのショップを見つけて買い物もしてしまいます。Webnodeではレスポンシブテンプレ-トがあるのでスマホでもタブレットでも自動的に画面サイズに合うように調整がされますが、ちゃんと自分の目でサイトをスマホから見てみましょう。
- ビジュアルエイド: お問合せフォームやメルマガの申込、購入ボタンをクリックするなどの行動してもらうきっかけを作るために、小さな仕掛けを用意しましょう。矢印や指をさしている人の画像等で注目してもらいたい部分に気持ちが向かうようにできます。
コンテンツとマルチメディア
テンプレートを選択してサイトデザインを終えたら、いよいよコンテンツを入れる番です。すべてのネットショップ、ブログ、ホームページで一番重要な行程です。
通常私たちは何かを買う場合、このような段階を踏んでいます:
発見 >> 興味 >> 選択 >> 購入
ネットショップのコンテンツは、これからお客様になる人のショッピングの流れで次の段階に行きやすくなるようなものが求められます。ショップサイトのコンテンツ作成をしている時は、今お客様はどの段階にいてどんなコンテンツがあればお客様を次の段階に行きやすくするかを常に意識すると、購入まで進んでくれる人の割合を増やすことができるでしょう。
これをやれば絶対成功するという戦略はありませんが、各段階では以下のような違うコンテンツが適しています。
例えば:
- 発見: この段階での目的は、「この商品を買ったらこんないいことがありますよ」と購入者にもたらされる利益(ベネフィット)を見せること。ブログ記事や動画などが適しています。戦略の一つとして、自分が販売している商品についてよくある質問リストを検索エンジンで調べて集めます。例えばシューズショップの場合、「正しいランニングシューズの選び方」や「どうして登山の時には普通の運動靴ではいけないのか」などのテーマでコンテンツを載せます。
- 興味: この段階では、お客様は大体あなたの商品についてわかってきていることが多いので、あなたのブランドや商品についてもう少し情報を出しましょう。例えば、商品ページのコンテンツを充実させる、会社情報のページを盛り上げる、商品の使い方をもっと詳しく載せたり、実際に使った人のレビューを載せるなどです。先ほどの例のシューズショップでは、スタッフ一人ひとりをランニングやハイキングシューズのスペシャリストとして紹介し、商品ページで実際に使ってみた特徴の動画を入れたり、シューズを長持ちさせるポイントなどについて入れるなどがあるでしょう。
- 選択: この段階まで来ると、お客様はすでにあなたの商品を買おうとしています。今はどの商品を買うか(似たような商品がある場合)どこで買うかを決めるところまで来ています。商品ページはここでも一番大事な部分。似たような商品がある場合、比較表などを載せるのも一つの手です。例えばシューズでは、ランナーのレベル別に比較した情報を載せたり、商品ページに送料や商品の価格をしっかりとわかりやすく記載するなどで最後の一押しをすることができます。
- 購入: ここまで来たのにお客様が最後の購入まで至らないのはもったいないです。この段階で、一番重要なことは信頼性を確保すること。ネット販売で購入する場合、特に新しくできたばかりのショップでは信頼がすべてです。すべての未来の顧客は同じような疑問を抱いています。:ここでお金を払っても安全だろうか?このお店は商品をちゃんと送ってくれるか?ちゃんと期待通りにいかなかったらどうしよう?
信頼を築くためにできることは結構たくさんあります:
- 問合せ先の情報をわかりやすく: あなたがだれであるか、どうやって問合せができるか表示します。電話番号を明記すると何か問題があった際にお客様は安心です。
- 配送と返品のポリシー: 配送はどのようにしているか、商品到着までどのくらいかかるかを説明します。期待通りでなかった場合に返品可能であれば、お店の自信をうかがわせるため、コストはかかりますがプラスになることも多いです。
- 決済方法: 使える決済方法を明記して、安全性もアピール。 Webnodeのサイトであれば、安全性を担保したHTTPS、外部の決済方法を設定できるほか PayPal経由でのクレジットカード決済も入れられます。
- お客様のレビュー: 私たちは社会の一員です。前に買ったことがある人が買ってよかったことをアピールしてくれれば、あなたのショップの信頼性は確実にアップするでしょう。
ネットショップを作る場合、最初は(商品ページ、カテゴリー、ブランドページなどの)メインのページに焦点を当てるのが一般的です。できるだけ早く信頼を構築することとコンテンツの作成にとりかかり「発見」と「興味」の段階にいる潜在顧客を「購入」まで導けるようにしてみましょう。
ありません。「カートへ行く」や「今すぐ購入」などの言葉を入れれば十分。Webnodeではすべての商品ページに購入ボタンが初期設定で入っていますので楽ちんです。
画像と動画
おうち時間が増え、ネットショップで買い物をするのにもだんだん抵抗がなくなってきた方が多いでしょう。もう実店舗ではなくほとんどの買い物をネットで済ませている方もいるのではないでしょうか?それでもネットショップのデメリットもあります。買う前に商品に直接触れることができないということです。
このハードルを乗り越えるために画像や動画で商品のことをきちんと伝えることはとても大切。購入を左右する重要な要素なので、なるべくプロが撮影したいろいろな角度から撮った画像を使うことを強くおすすめします。プロに頼むことが難しい場合、照明を重視してなるべくいいカメラを使いましょう。
動画は、商品をより詳しく紹介する最適な方法の 1 つです。 ビデオがプロ仕様であればあるほど、よい効果が望めます。 ただし、その品質は商品ページの画像ほど重要ではありません。 私たちは YouTube やソーシャルメディアでアマチュアによる商品のデモンストレーションを見ることに慣れてきています。
商品の魅力を伝える短い動画があれば、ページのトップに入れてみましょう。少し長めでもっと情報が入っている動画は商品ページの下に入れるのが効果的です。。
3. 決済方法を設定しよう
さあ、購入ボタンをクリックしてもらえるところまでショップサイトが出来上がってきました。今度は注文をなるべく簡単にすることに取り組みます。もし何か不都合があれば、問合せをしてくる人もいるかもしれません。でもほとんどの人はちょっとしたことでほかのショップにさっさと行ってそこで買い物をしてしまうでしょう。
Webnodeでショップを作成すれば、決済のされ方について思い悩む必要はありません。ショップサイトのシステムはプロによって買い物が簡単に済むように設計されています。例えば:
- お客は購入するためにサイトに登録する必要なし
- 購入画面で今どこの段階にいるか表示
- スマホやタブレットに対応
- GDPR(EUの一般データ保護規則)に対応
それでもビジネスの特徴に応じて、ショップオーナーのあなたに設定していただくものが二つあります。 決済方法と配送方法です。
決済方法
よく使われる決済方法は国によって異なりますが、世界的に広く使われている3つは共通です。代引き、銀行振込、そしてクレジットカードです。
- 代金引換(代引き)はお客様にとっては一番安全な方法です。 商品が手元に届いたら支払えばいいのです。通常、手数料など追加コストがかかりますが、セキュリティを重視してこの方法を選ぶ人もいます。 ただ、この方法を選択した顧客の中には、ショップが送料を負担しなければならないにもかかわらず、支払いを拒否する人もいるかもしれません。 この場合、お客にとって安全なものは、ショップにとっては安全ではありません。 最初の段階ではこの支払い方法をネットショップに含めることをお勧めしますが、受け取り時に支払いをしないことが多くあった場合は、この方法を無効にすることを検討しましょう。
- 銀行振込は、クレジットカードを使うのが不安な人が良く使う方法です。デメリットはすぐに決済が確認できないので、クレジットカードより配送に時間がかかるリスクがあることです。
- クレジットカード決済ならその場で代金を受け取り、最短での発送が可能です。 他のビジネスと同様に、ショップには手数料または定額料金の形でコストが発生します。
上記3つに加えてPayPalや Stripeもかなり浸透しています。両方とも購入者はクレジットカード並みのスピードを保ちつつ、個人情報を入力する必要がないため使いやすいからです。
このように各決済方法はそれぞれメリット、デメリットがあるので複数の決済方法が利用できるようにしておくとお客様に喜ばれます。ただし、あまりたくさんの方法を登録すると購入者が迷ってしまったりもするのでバランスが大事です。
クレジットカードの導入は少しハードルが高いです。通常、銀行と協力して仮想 POS で特別な口座を取得するか、Stripe や PayPal などの仲介業者を使用する必要があります。
Webnodeではクレジットカード決済の導入がStripe と PayPal両方でできます。サービスの内容と手数料は各国で違いますがStripeの方が若干安い傾向があります。ただPayPalブランドは世界中でよく知られているのでPayPalの方がより安全な買い物ができると思う購入者も多いです。そのためショップには両方を入れることをお勧めします。
4. 配送方法を選ぼう
ネットショップでは、配送は欠かすことのできない要素です。販売コストにダイレクトに影響するだけでなく、お客様のショッピング経験にも大きく関わります。次の日に受け取れるのと1週間あとに受け取れるのとでは買う側の気持ちに雲泥の差を生みます。
売り上げのうちおよそ25%が配送の手配にいってしまいます。配送会社が届けるときの印象がショップの印象にも影響を与えることを意識しましょう。
そのため、売る商品の選択はもちろんのことですが、ネットショップの成功にとって配送してくれる業者の選択も、最も重要な決定事項の 1 つです。
したがって、販売しようとしている製品のニッチと同様に、物流会社の選択は、
ショップで使う配送業者をどう選ぶか
まず、商品によってどのように送るかは変わってくるので自分の商品はどう売るか考えてみましょう。
ドロップシッピングかフルフィルメントか
ドロップシッピングとは、商品がメーカーの倉庫にあることを意味します。 売れたら、運送会社が集荷し、梱包・発送を行います。 このモデルでは、あなたは仲介者になります。注文を受けると、メーカーやサプライヤーから商品を購入し、直接そこから運送会社が配送を担当します。
フルフィルメントの場合は、注文を受けたら、あなた自身が在庫と梱包に責任を持ちます。配送業者はあなたの契約している倉庫や自宅などに商品を引き取りに行きお客様まで運びます。 例えばハンドメイドの商品などにはこの方法が良く使われています。
物流会社を選ぶときに考慮すべきことは次のとおりです:
5. ネットショップを宣伝しよう
ネットショップが完成して公開したとたんに注文が怒涛のように入り始める。。。夢のようなことですがこれは非現実的です。どんなに優れたショップや商品でも、知っている人がいなければ全く売れません。成功するためには集客に力を入れる必要があります。
この点で、Webnodeのようなプラットフォームの長所を生かすことができます。メンテナンスやプログラミングにかかる時間を節約することで、売上に大きな影響を与える活動であるビジネスの宣伝に費やす時間を最大限に活用できます。
ショップを宣伝し、訪問者に商品に興味を持ってもらうにはいくつか効果的な方法があります。
- クリック課金型広告(PPC): 訪問者が商品を検索したときにGoogleやYahoo!などの検索結果にお金を払ってあなたのショップ広告を載せられます。
- コンテンツ マーケティング: 顧客がすでに検索しているトピックに関する、魅力的なコンテンツを作成します。(シューズ:ランニングを始める初心者向けシューズの記事など)
- 検索エンジン最適化(SEO): お客があなたのショップを見つけやすくするキーワードを使用してコンテンツを最適化します。
- ソーシャルメディア(SNS): ソーシャルメディアプラットフォームで視聴者を獲得し、ネットショップを宣伝します。
- メールマーケティング:ショップに興味を示し、メールアドレスを登録してくれた人に対してメルマガなど、ターゲットを絞ったメッセージを直接配信します。
PPC (Pay per click)広告
PPCキャンペーンを使用すると、未来の顧客の前に商品をすぐに陳列することができます。 通常クリックごとに費用が発生するため、クリック型広告やPPC(Pay Per Click)広告と呼ばれています。 表示回数ごとや成約(コンバージョン)ごとにに費用が発生するタイプのものもあります。
最初は数ドルという少額の予算から始めることができます。 この予算を、最も売れている (または最も売れると予想される) 商品と、配送が一番簡単で安価な地域に集中的に使います。 広告キャンペーンのコストに商品と送料を加えたコストは、十分な利益率を残せるほど低く設定することに注意しましょう。
コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングは、集客に効果的な方法です。 このアプローチでは直接販売するのではなく、ターゲット顧客にとって興味深いコンテンツを作成して集客します。 例えばお役立ち情報、その商品がどんな問題点を解決できるか、その商品が必要な理由を (商品自体に直接言及することなく) 実証する、有益な情報が書かれたブログ投稿、動画、ソーシャル メディア投稿などです。
SEO (検索エンジンン最適化)
SEOとは、検索エンジンの自然検索結果に表示されるようにショップの内容などを最適化することを意味します。自然検索で得られるアクセス数は無料ですが、数をかせぐにはかなりの時間と労力が必要です。 検索エンジンでネットショップが掲載されるのにベストな方法は、ブログなどでコンテンツを作成し、ターゲット顧客が検索する可能性が高いキーワードをその中に必ず含めることです。 Webnodeでは、ショップにブログを簡単に追加できます。
ソーシャルメディア
Instagram、TikTok、Facebook、Pinterest などのソーシャルメディアプラットフォームを使うと、会社や商品に興味を持つ熱心なファングループを築くことができます。 魅力的な教育コンテンツやエンターテイメントコンテンツの投稿で「知っている、好きだ、信頼する」という気持ちを育ててくれるでしょう。
ソーシャルメディアは通常無料で使用できますが、これらのプラットフォームをあなたが所有しているわけではないことに注意してください。ソーシャルメディアは手軽で優れたツールではありますが、ネットショップの集客をこれらのツールのみに依存しないことが重要です。 アカウントがハッキングまたは削除された場合、最初からやり直さなければならない可能性があります。
メールマーケティング
メールマーケティングは、熱心な人たちに宣伝できる強力なツールです。 あなたのメーリングリストに登録する人は、商品や発信する情報についてもっと詳しく聞きたいと思っています。メールキャンペーンを通じて、ダイレクトメッセージで連絡したり、登録者だけに割引を提供したり、以前の顧客を再度ターゲットにしたりすることができます。
Googleアナリティクスの導入とコンバージョンターゲット
まだの場合、Google アナリティクスをなるべく早くあなたのネットショップに導入してみてください。 Googleアナリティクスを接続することで、人々があなたのショップにどのようにアクセスしたか (例: メールから、Googleから、Facebookからなど)、どのページが一番人気でアクセス数があり、どの商品が一番購入されたかなどを知ることができます。 また、売上が高いのは自然検索経由のアクセスからなのか、それとも有料の広告から来ているのか、もしくはどのランディングページが最もパフォーマンスが良いのかを確認することもできます。
6. ブランドを確立して信頼を獲得しよう
満足した顧客からのレビューや感想を集めることはショップのブランドと評判を築く有力な方法です。これを販売プロセスに組み込んで、顧客が商品を受け取った後にレビューを残すように促してみましょう。 肯定的なレビューを読んだ場合、迷っているお客の背中を押してを購買につなげることができます。
オフラインのイベントはどうでしょうか?未来の顧客の手に商品を届けることができるため、評判を築くには効果的な方法です。 実店舗と同様、このイベントで人々は購入を決める前に商品に触れ、場合によっては試してみる機会を得られます。 オフラインイベントは、ネットワークを構築し、ネットショップの背後にある大きなビジョンやストーリーについてもっと詳しい情報を共有できる機会ともなります。
7. 顧客サービスを始めよう
ちゃんと返答してくれるカスタマーサービスはネットショップを作成する上で不可欠。きちんと計画に入れましょう。 顧客の質問や懸念事項、問題にどれだけうまく対処できるかは、良くも悪くもネットショップの評判に直接影響を与える可能性があります。
よくある質問(FAQ)ページを必ず作成し、お客様が役に立つなと思う情報を入れましょう。
また、ライブチャット機能を実装すると、顧客の質問にすぐに対応できるようになるため便利です。これは手動でも、AIチャットボットツールを利用して行うこともできます。 「いますぐ」が求められる現在では、徹底したサポートを早く提供できれば提供するほど、顧客の満足度は高まります。
まとめ
ニッチな商品の決定からデジタルショップフロントの設計、物流や集客の実施まで、ネットショップ開業の方法についてご案内しました。デジタル市場が拡大し続ける中、今はネットショップを構築する絶好のチャンスです。 Webnodeでシンプルに、素早く作ってみませんか?
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