Webnodeの15年：熱い思いとスゴいホームページ作成ツールの世界に1つのストーリー

2023年 9月 22日

2023 年、Webnode は創立15周年を迎えます。そして、お祝いすることがたくさんあるのです！スタートアップ精神と打ち解けた環境を維持しながら、成功するビジネスを構築し、成長し、世界に拡大していくってドキドキしませんか？それなら、アニバーサリーシリーズをぜひ読んでみてください！シリーズの最初の記事ではWebnodeのストーリーをその設立当初からご紹介します。この会社とホームページ作成ツールは、ここ数年でどのように発展してきたのでしょうか?

すべての始まりは？

むかしむかし… おとぎ話を聞きたいですか? でも、ここはおとぎ話ではなく現実の世界。そして、それは「むかしむかし」ではなく、2006年に始まりました。

まず最初に、アイデアがありました。すべての編集プロセスがサイト自体で実行されるモジュラーCMS (コンテンツマネジメントシステム) を作成するという考えです。2006年にそのようなプロトタイプが作成され、Rubicus という名前で稼働していました。創設者のヴィート・ヴルバとオンドジェイ・クラチェナを含むクリエイターたちは興奮し、非常に熱心に働いていました。そして2007年、彼らクリエイターは、現在の名前をWebnodeに変更します。

同年、最初のロゴと、一番最初のポータルwebnode.com が誕生しました。 2008年、開拓者であるWebnodeの開発者メンバーは、プレミアムプランでの編集機能にさらに多くの機能を追加していきました。 ドメイン登録も機能し始めました。 そして同時に大成功を収めました！当時ヨーロッパ最大のウェブカンファレンスであったパリのLeWeb’08 スタートアップコンペティションでWebnodeが優勝したのです。

「幸せの波が押し寄せてきました。Webnode に関する新しい記事が続々と公開され、ユーザーの反応が次々とあったのです。私たちは1日あたりの登録者数が1,000件を突破したことを祝いました。」
Hynek Lípa (ヒネクリーパ)、ディベロッパー

2009年から2010年にかけて、WebnodeはWebメールを導入し、サイト統計データ、アフィリエイトプログラム、およびホームページに他の言語バージョンを追加するオプション機能なども次々に追加しました。また、決済手段導入やと初のe-commerceプラットフォームも実装しました。革新的な取り組みが続々と続けられました。

最初のマーケティングの取り組み

私たちのストーリーは、2011年に導入された Webnodeブログからスタートしました。ソーシャルネットワーク上でホームページ作成ツール紹介していくうちに、Webnode は徐々に存在感を増していきました。そしてウェブノードは、Facebookユーザー向けに高品質のコンテンツやさまざまなコンテストを行ってきました。

ただし、どのストーリーにも節目があります。簡単に言えば、CMSの元のアーキテクチャでは十分ではなくなってきたため、ディベロッパーはバックアップソリューションを作成し、さまざまな障害シナリオを評価してきました。取り組みはさらに1年たって大きくなり、Webnoder は学校向けの特別プログラムに取り組み始めました。また、私たちは Webnodeユーザー向けのチュートリアルを作っていました。さらにヴィート・ヴルバは、プラハで開催された地元の技術カンファレンスである DevFestでパフォーマンスを行いました。

そして2012年、私たちは「シンプルであること」という重要なモットーを掲げました。そしてそれはすべての Webnode の取り組みにおいて実際に行われています。

「Webnode の方向性において、シンプルであることは非常に重要です。チェコの広報担当者、ピーター・ルートヴィッヒは、「少ないほど豊かである」のような他のスローガンを私たちのために作成してくれましたが、これらは時代を超越し、11年経った今でも私たちにぴったりです。」
Pavel Beran (パベルベラン）、テクニカルケアチームリーダー

2013 年、Webnodeで作成されたホームページの数は 1,400 万を突破しました。その時、大きな転機が訪れました。 Webnodeは Google の支援を受けて拡大しました。また、より適切なオフィススペースを求めて、ブルノ市のフリンキ通りにある新しい建物に移転し、そこで次のストーリーが展開されます。

2013 年に、私たちは新しいオフィススペースを準備していました。当時はかなり残業をしていました。人生のうちの半年分を、途中まで完成した建設現場で過ごしました。

Pavel Beran、テクニカルケアチームリーダー

Webnodeのメンバーが新しいオフィススペースを設置しているところ

現在の Webnode はどのようになっているのでしょうか? こちらからオフィスのバーチャルツアーをご覧ください。

Webnodeは成長中

Webnodeのプロジェクト登録数の推移

上記の動画では、世界地図でWebnodeのプロジェクト登録数の推移を見ることができます。実際、この動画は会社の成長を捉えているだけでなく、ビジネスの成功ストーリーを決定する主な原則も捉えています。そうです。それは Webnodeウェブサイトビルダーという製品に焦点を当てているのです。長期にわたりそれがどのように発展したかを詳しく見てみましょう。

サイト作成ツールの開発

ウェブサイトビルダーの最初のバージョンに続き、2015年9月24日Webnode 2.0 がリリースされました。これは私たちにとって大きな出来事でした。 2016年4月、ウェブサイトビルダー 2.0 の新機能 (統計、言語、フォーム作成) を備えた大規模なアップグレードが行われました。 2016 年 5 月以降、Webnode 2.0 ユーザーは自分のファビコンを選択したり、Webサイトの編集にほかの協力者を招待したり、サイトのインデックス作成を有効にしたり、Google アナリティクスを追加したり、サイトのHTML ヘッダーとフッターを編集したりできるようになりました。チームを拡大しなければこれは不可能でした。

私たちはものすごい勢いで人材を採用していました。私のチームは12人のデザイナーと FE開発者からなるグループに成長しました。
Martin Kleban （マルティンクレバン）、最高製品責任者

その間、メディアは同社の発展の成功に関心を持ち、チェコのビジネス新聞が Webnodeに関する記事を掲載しました。そして2016年9月、Webnodeはブログ機能を導入しました。同様にその年から Webnode ウェブサイトビルダーはスウェーデン語、ウクライナ語、ルーマニア語、ロシア語、オランダ語などのいくつかの新しい言語でも実行できるようになりました。言語ローカリゼーションの開発全体を以下に示します。

Webnode ウェブサイトビルダー 2.0 言語バージョン開発の歴史

2017年より、ホームページの非公開ページを会員登録して閲覧することが可能になりました。またブログ記事をカテゴリーに分類できるようにもなりました。そして2017年にはなんとWebnodeで作成されたサイト数が3,000万に達しました。

ネットショップ2.0

2018年4月には、また大きなニュースがありました。ネットショップ2.0 をリリースしたのです。その年の9月に、商品バリエーションの設定がネットショップに追加されました。また、2019年には新しいチェックアウト機能が導入されました。その年から、顧客は製品を購入する際に割引券や追加情報欄に記入ができるようになります。また、2019 年後半から、ユーザーはモバイル端末上ですべてのサイトとネットショップを編集できるようになりました。

2020 年から、ユーザーはテンプレートのフォントや色 を変更するなど、ホームページのデザインに手を入れることができるようになります。ショップでの配送なども便利になり、10月Webnode はチェコでの配送 Zásilkovnaを導入しました。さらに、ボタン、画像、Webレイアウト、フォーム、製品リストなど、CMS のその他のデザインオプションも開始し、これらすべてカスタマイズできるようになりました。

さあ、最近の2 年間は何が起こったでしょうか? 2021 年の初めから、ユーザーは自動バックアップを有効化できるようになります。 5月には商品検索欄の追加についてお知らせしました。さらに、Webnodeはビジネスプラン内で多くの新しいネットショップ機能を開始しました。 ビジネスプランでは、自動請求書発行、自動通知の編集、または複数の通貨を利用できるようになりました。

2021 年 9月、開発者は高度なCookieオプション、言語と通貨の切替ボタン、問合せや連絡先情報、ソーシャルネットワークアイコンを設定できる追加のヘッダーバーを導入しました。 Klarnaでの決済は10月に導入されました。