Webnodeの女性たち、仕事と家族のストーリー

2023年 3月 29日
女性と仕事とワークライフバランス

今月の初めには国際女性デーがありました。世界には約38億人の女性がいます。これは、世界人口全体の 48% に相当します。それぞれに独自のライフストーリーがあり、世界中で 38 億の女性のストーリーが輝いています。

Webnodeで働く女性は世界中から 68人。これは、全従業員の 49% に相当します。それぞれに個別のライフストーリーがあり、 Webnodeでは 68 の女性のストーリーが輝いています。

チェコにオフィスがあるWebnode。チェコでは女性はどのような働き方をしているのでしょうか?2人のチェコ人、それから2人の外国人にインタビューしてみました。

Zuzana(ズザナ)の場合 :金属のかけらを心を持つチーフスポーツマネージャー

普通の40代 女性?ズザナには全く当てはまりません。彼女には、どん底から這い上がることがどのようなものか、実際に経験した過去があります。5 年以上、Webnodeの最高人事責任者として働いていますが、その仕事の内容は従来の人事の枠を超えています。

採用、予算、福利厚生、報告、人材募集など、彼女の仕事は多岐にわたり、ちょっと強気ではあるものの前例のない人事キャンペーン全体を担当しています。たとえば、nechcu makat v korporátu(チェコ語で「普通の会社じゃ働きたくない」)。採用サイトとしてはかなり攻めているものです。また、 2020 年からWebnode が参加しているteam.blueとの統合も担当しています。

管理業務、いくつかの施設運営、財務もかじり、ちょっぴりカスタマーケアやマーケティングまでと仕事の範囲は広いです。でも彼女はこれが大好き。 Zuzka(ズスカ:チェコ語でズザナの愛称)が考案し、 Webnodeで開催する社内イベントはまさに驚異的です。毎回挑戦的で楽しいですが、一番の目的は人を次々と巻き込むこと。これらのイベントは、社員を心から楽しませることをとにかく徹底しています。社員たちに、自分たちが尊重されていることを感じ、自分たちの行動が会社から大切にされていると感じてほしいと常に考えているのです。

誰かが、自分の会社は素晴らしくて、単なる仕事以上のものであると言うと、ほとんどの人はこう答えます。よくある陳腐な決まり文句だと。 Webnode はそんなものではないのです。

「ここでの仕事はまさに私の天職。もし大きなことをやりたい、大きなことを達成したいと思ってるのなら、自分を全部出さなきゃ。あなた自身の本当に大きな部分をね。取り組んだ時間というのは私には存在しないもの。でも、私たちがWebnodeで達成したこと、それは、ここの人たち。私にとってそれだけの価値がある。」

WebnodeのHR ズザナとその家族
チェコの女性の働き方

ズザナと家族

毎日の生活と仕事、どのように両立させているの?

私とパートナーには、5 歳から 8 歳までの 4 人の子供がいます。当然のことながら、私たちの 2 ベッドルームのアパートはかなり窮屈に感じます。大変なこともあります。新型コロナ、長く続いた隔離とできないことの数々、そしてそれに加えて、フルタイムでの仕事。

でも私たちは二人ともWebnoders(Webnodeの社員)。二人ともこのチームに対して責任を負い、ビジネスの一部を運営する責任があります。そして、私たちは共通してどちらも投げ出さない性格です。

また、二人ともそれぞれの以前のパートナーとの関係も良好です。困ったときは助けてくれるし、私たちも必要なときに彼らをサポートします。

ズスカ、どうやって子育て 仕事を両立して、全部回しているの?

私たちはラッキー。Webnodeはサポート体制が充実しているので、必要なときにいつでも助けてくれます。チームも素晴らしいし、人事担当の女性たちとマシュー(人事でただ一人の男性)とは、生まれてからずっと私の人生の一部であると感じているくらい。彼らは友達でもあります。

それから良い上司にも恵まれています。Webnodeの CEO であるPepa(ぺパ:チェコでヨゼフの愛称) は、自分自身であろうと家族であろうと、健康が第一優先だと常に言っています。私の子供たちが病気になって一緒に14日間家に閉じこもっているときでも、彼は絶対に私に雷を落としたりしません。しかしその一方で、仕事がすべて止まることなく動き続け、タスクが成し遂げられ、私が絶対にあきらめないことが彼にはわかっているのです。信頼関係かな。

あなたの心にある金属片というのは?

子供がほしいという気持ちと妊娠によって、合併症を引き起こし、2度の脳卒中を経験しました。

「大変な時期でした。私は 50 キロも太りました。これは誰にとっても地獄です。どこかに埋められてしまうか、まったく埋められないかどちらかがいいのですが、それはできません。最終的に、適切な処置をしてもらい、今は、私は心臓に金属が入っています。そして2度とこのようなことが起こらないことを願っています。体重を減らすのをサポートする医者はいないのです。あなた次第です。」

そしてズスカのライフスタイルも彼女次第です。

「うわっ、そう。開発チームの善良なメンバーたちは私にニックネームを付けたの。

 チーフスポーツマネージャー:D」

あなたの仕事と家庭の両立の秘訣は?

長期的に回せるシステムを作ること。そう、ほとんどが雑用です。でも、自分自身のことをちゃんと考えなければなりません。そうでなければ自分に全部帰ってきてしまうから、

朝起きて、朝食準備、子供、保育園、学校とつづき、アパートを掃除してから仕事に行きます。多くの母親はそうやってるでしょうし、個人的には男性の要素も少しあるかもしれませんね。それから、ウォーキングやランニングしながら通勤しています。運動は毎日しなくては。私は病院で白い天井を見つめながら点滴に接続し、モニターのビープ音を聞いて、次に何が起こるかわからない状況にはなりたくない。だから私は自分自身のために、子供、パートナー、家族、そして職場の人々のために元気になりたいと思っています。頭もすっきりするしね。

最後に、私の仕事には多くの場合、クリエイティブなアイデアや斬新なソリューションなどが必要です。ランニング + ヘッドフォン + 音楽 があると、考えが浮かびやすくなるし、いつも解決策がある。そうね、ここでもまたラッキーと言えます。豚のように汗を流して上司と 1 対 1 の会話を何度もしたけど、今日まで、彼はまだ一言も発してないの😊 。

「私の時間は時間単位ではなく、分単位。そして時々、うまくいかないこともあります😃

また、良好な人間関係を維持することもすごく大事。時々歯ぎしりをすることもあるけどね。元パートナーたちと小さなことでいざこざがあれば、お互いに今助け合えていないと思うしね。

女性としてのあなたの最大の仕事上の成果は何ですか?

Webnode – ここの文化と人々。ここで作られて築き上げられてきたすべてのもの。でもそれは女性の功績とは言えないかなと思います。

私は私であり、 Webnode は私に他の誰かになれとは要求しない。私はエネルギーを惜しまずに、クレイジーなアイデアを出して、いつも世界を変えたいという願望を持っているの。誰も私が離陸するのを止められない。でも、エネルギーが切れちゃう時ももちろんあります。病気の子供たちと一緒に家にいて、終わりがないときのように、あまり眠れないし、結局自分が具合悪くなっちゃったりすることもあって、本当にうんざり。でもそのあとで、こんな人たちに会ったら、私の中のバッテリーはすぐに充電されちゃう。

バーラの場合:ワークライフバランスの例

「自分のキャリアプランはすごくはっきりしていました。Webnodeの面接は遊びのつもり。なのにすべてが変わってしまいました。」

Webnode は、私にとって大学卒業後の最初の正社員の仕事でした。私には、会計士として働くという、はっきりとした複数年にわたる計画がありました。でも、せっかくだからちょっと好奇心で、Webnodeの PPC スペシャリスト(Web広告担当者)としての仕事に応募してみました。最初の瞬間から、ここが私の居場所で、これが私の血液型だ!とピンときました。それは10年前のことで、私は一日も後悔したことがありません。

1つだけ不満があるとすれば、それは十分な機会がなかったこと。わずか数年で、私はジュニア マーケターから、コーチ、チーム リーダー、マーケティングのトップ、そして team.blue (2020 年からWebnodeが参加している多国籍グループ)のマーケティング コンサルタントへと変わっていきました。。

バーラと彼女の息子、そして素敵な午後の散歩とその働き方

バーラと彼女の息子、そして素敵な午後の散歩

プロの女性としてのあなたの最大の成功は何ですか?

私の最大の報酬は、仕事で成功し、同時に子育てができるようになったことです。世界はより柔軟になり、母親たちに開かれています。子供たちに模範を示すことができるのです。

私は息子が生まれてすぐに働き始めました。最初はプロジェクトベースで週に数時間。もちろん、時間の経過とともに仕事量は増えましたが、自分自身と自分の能力の中で、すべてをうまくやっていくことができました。Webnodeは、会社の会議室の 1 つをプライベートの託児所にするというオファーまで出してくれました:-))) また、息子が2歳からパートタイムで利用している会社の保育所もとてもありがたい存在です。

仕事とプライベートの人生のバランスをとるためにどんなことを実践していますか?

子育てを一緒にすることが私の戦略です!一人で何でもやってしまうシングルマザーの方たちを心から尊敬しています。

私はこれまで、ワークライフバランスをうまく維持することに成功したと思います。苦労することもありますが、職場でも家庭でも、私には理解と協力的な環境があります。この理解と環境がなければ、このワークライフバランスが取れなかったことは確実です。そして、それは、今苦しんでいる方々への私のアドバイスです… ぜひあなたと同じ状況にいる人たちに、囲まれてみてください。

ナタリアの場合 – 彼女が笑うとブラジルの太陽が輝く

自分が生まれた町の反対側に引っ越す人もいれば、地球の反対側に移動する人もいます。それも2回も。こんなワールドトラベラーの 1 人が私たちチームのブラジル人、ナタリアです。信じられないほど大きな心、明るい気質、そして彼女の顔にはいつも笑顔があります。彼女が微笑むと、ブラジルの太陽がWebnodeを照らします。

「ブラジルを永久に去るつもりはなかった。」

彼女のチェコ共和国への旅行は計画されていたわけではありませんでした。ナティーは、(ここでは誰もが彼女をこう呼びます)、ブラジルで法律を学びました。学業の途中で、彼女はデンマークの体操学校で1年間勉強する機会を得ました。子供の頃から体操選手で、両親は共にコーチという環境。デンマークで 1 年間過ごした後、学校は彼女をニュージーランドでの交換プログラム生に選び、チェコに到着する前にさらに 1 年間そこで滞在しました。

凧揚げをするナティーとその家族、人生

凧揚げをするナティーとその家族

他の国に行くのはどんな気分ですか?

必ず戻ってくると思って旅に出るのはワクワクしますよね!しかし、自分の人生全体が変わって、今では移民になっていることにはっと気付く時があると、時々怖くなります!!

初めてのデンマークは大変でした。デンマークでの授業はすべて英語で行われていましたが、私の英語は基礎レベルしかありませんでした。私がいたのはコーチのための学校で、ボディーランゲージは私を助けてくれました!ラッキーだったのは、私と同じような機会を得てきていたブラジル人が他に 6 人いて、お互いに助け合うことができたこと。そのあとすぐに、お互いにポルトガル語だけを話していては、うまくはいかないことに気づきました😊そこで、自分たちの間で英語だけで話すように取り決めをしました。その後、勉強はかなり速く進むようになりました。

チェコ旅行はいかがでしたか?

チェコへの旅はデンマークから始まりました。そこで未来の夫とも出会いました。最初はお互いに多くを語らず、手や足を使ってコミュニケーションをとっていました。

1年間の留学の最後に、ニュージーランドでコーチとして働く機会が与えられ、彼も一緒に来てくれました。かなり大変でした。私には仕事があり、住むところもあり、食事もありました。しかし、私の彼、ヴォイタはそうではありませんでした。彼は自分の仕事を見つけなければならず、しばらく肉屋の一員として働いていました。彼は今も肉を食べています。 😀

そして、ヴォイタはチェコ人なので、しばらくすると故郷に帰りたくなりました。でも私はビザがないのでヨーロッパには行けませんでした。観光ビザは3 か月しか滞在できず、その後は出国するしかありませんでした。それでヴォイタはプロポーズしてくれました。結局私たちは2つの結婚式を挙げました。1つは書類を処理するための超高速なもの、もう1つはプラハでの夢の結婚式です。

Webnodeに来たきっかけは?

2011年、ブルノ市周辺のいくつかの企業に応募しました。 Webnode は面接の案内をくれた最初の会社でした (そして当時、この都市でブラジル系ポルトガル語のネイティブスピーカーを見つけるのは至難の業でした)。チェコ共和国での最初の就職面接であり、最初の英語での面接でした。そしてすぐに結果が!私はほかの2、3 社の機会を辞退しましたが、後悔していません。

私はカスタマーケアエージェントとしてスタートしましたが、すぐにマーケティングに異動しました。何年にもわたって、マーケティング チームでの私の役割は大きく変わりました。自国のソーシャル メディア スペシャリストから、メール マーケティング コーディネーター、ウェビナー コーディネーター、PPC スペシャリスト、そして今はコンテンツ コーディネーターになりました。

そして今、あなたには自分の家族、2 人の美しい娘さんがいますね。ブラジルが恋しくないですか?

とても!最初はとても大変でした。説明するのは難しいですが、ブラジル人は違っていて、家族同士はとても仲が良いです。親子だけでなく、家族みんなが。ここがチェコとは違います。もっと冷静です。ハグや温かさが恋しくなることがよくありました。

しばらくして、Webnodeの同僚が、今までの友達や家族に取って代わられるようになりました。私が働きだしたとき、社員は27人でした。私たちはいつも一緒にいて、いつもパーティーや旅行などを計画していました。いまでは社員は約150人になっても、そんな楽しい習慣は続いています。まだ起こります。ただ、あんまり時間がないんですけどね。

Webnode は今年で 15 周年を迎え、その間に多くの人がWebnode を通っていきました。 Webnodeは素晴らしい会社で、私はここにいることを楽しんでいます。しかし、ある場所に長くいると、多くの人が来るだけでなく、多くの人が去っていくのも目にします。私にとっては、家族を失うようなものでした。だんだん。

家族だけでなく、ブラジル料理も恋しいです。そしてなつかしい道の生活。ブラジルでは、通り全体が音楽、娯楽、パブ、カフェでいっぱい。こことはまったく違います。でも、ここの夏の生活はとても似ていますね。だから私はいつも夏を待っています。

フェルナンダの場合 – 内向的、でも永遠のメキシコ人

フェルナンダはWebnodeでチームリーダーとして働いています。彼女のストーリーは小説のページを埋めることができるでしょう。メキシコ生まれ、夫はドイツ出身です。二人ともWebnodeで働いています。彼女はヨーロッパで勉強するという夢をかなえましたが、高い代償を払いました。彼女は、日常の心配事や、喜び、感情を表現できる言語であるスペイン語が恋しいと思っています。そして人々、家族、そしてメキシコ式の生き方も。

ヨーロッパを旅するフェルナンダ
彼女のWebnodeでの仕事とは

ヨーロッパを旅するフェルナンダ

あなたは人々が温かく、オープンで、活気に満ちたメキシコから来ました。あなた自身もそうですか?

正直なところ、私はそうではありません。子供の頃、私はとても社交的でした。メキシコ人としては当たり前かもしれません。しかし、その後、とても早く成長しなければならなくなり、詳細には触れたくありませんが、当時の私の認識では、娘として、家族を強力にサポートする存在になる必要がありました。

私は本質的にはどちらかというとより内向的なのだと思います。あまり感情を表には’出しません。

どうやってチェコ共和国にたどり着いたのですか?

ヨーロッパに留学したいと思っていました。でも、家庭の事情でそれができませんでした。経済的にも大変だったのでしょう。しかし、うまくいかないときは、それを乗り越えたいと思うものです。そこで、留学できる国を探しました。一部のヨーロッパ諸国は、メキシコからの学生にとって経済的な面で困難です。そしてどこかでチェコ共和国とブルノ市を見つけました。よさそうだなと思いました。それで、チェコ語を一言も知らずにブルノに来ましたま。しかし、ヨーロッパで勉強して成功するという決意を持って。

Webnodeでの働き方はどうですか?

夢がかなっていると感じています。今まで、私はさまざまな仕事をしてきました。そして、それらは全くやりたい仕事ではありませんでした。最低賃金での重労働。月100ドルで生活していた時期もありました。しかし、その後、Webnodeに出会いました。多言語環境です。英語が主な言語ですが、私のチームにはスペイン語圏の同僚が何人もいます。素晴らしい仲間、みんなフレンドリーで、私のメキシコの家族に取って代わったような気がしています。

懐かしくなったり、気になることはありますか?

家、家族、色彩、そしてメキシコの文化が恋しいです。メキシコ人は毎日の生活を楽しんでいます。チェコ人に比べて、メキシコ人は実存的な問題に対処するのに苦労しています。でもメキシコ人はまだ人生とその日の美しさを楽しむことができます.

そして、メキシコにいる家族と友達との距離を思うと寂しく思うことがあります。ちょっと電車に乗って家族に会いに行く、なんてできませんし。私は一人で生きることを学ばなければなりませんでした。夫と何人かの友人を見つけるまではね。

お客様からも興味深いお話をたくさんいただきました。ほかにも夢を叶えている女性たちへのインタビューをご覧ください。

Mari Nerome (根路銘まりさん、日本発)– 沖縄の大学で染色工芸を学び、着物を作る複雑なプロセスに魅了されたアーティスト、まりさん。

Klára and Míša(クラーラとミーシャ、チェコ発) – Not Kidding というブランドの下、親にも子供たちにも受けるオリジナルアクセサリーで、子供部屋をアレンジするという目標を設定しました。

Mrs Wehren (ミセス・ウィーレン、スイス発)– スイスのLouwinaで B&B を経営する 70 歳のオーナー。

Éva Báldy (エヴァ・バールディ、ハンガリー発)– Aranysziget Ékszerkészítő Bt. ジュエリー作家、宝石商、 BáldyDesignのオーナー。