SEO- WebnodeエディターでSEO設定
2020年 4月 22日この記事では、WebnodeのSEO機能を最大限使うためにどうやって設定していったらいいかご紹介します。
最初から自動的に対策をしてくれている機能もあるので、あまり心配することはありません。設定が必要なものを順を追ってみていきます。ページのタイトルとメタディスクリプション、キーワード、サイトアドレス(URL)、画像に入れるテキスト、HTTPSの安全接続、レスポンシブテンプレートなどです。
タイトル
ページの「タイトル」はアクセスする人、サイトをデータベースにインデックスするロボットどちらにも不可欠なものです。タイトルはサイトを徘徊するクローラーに対して、「このページに書いてあるのはどんなことか」を伝え、探している人の入力したキーワードと関連が深いかどうか照らし合わせるために使われます。検索結果で表示されたたくさんのサイトの中から「これだ!」とあなたのサイトを選んでリンクをクリックしてもらえるように仕向けるのが目的です。これは検索エンジン最適化ではとても大きな効果なので、絶対にタイトルを入力してせっかくの優位制を生かしてください
タイトルはどこで見つかる?
「タイトル」はGoogleやほかの検索エンジンの検索結果で見ることができます。クリックできる見出し(ヘッドライン)になっていて大体こんな見た目をしています。
ソーシャルメディアなどで誰かがあなたのサイトのアドレスをシェアした時、投稿のプレビューで「タイトル」を見たことがあるかもしれません。また、タイトルはブラウザタブにも表示されます。複数のタブを開いたままにして作業することはありませんか?その際タブの文字を見ればどれを開けばいいか簡単に探せます。
良いタイトルとは?
このタイトルは短くページの内容と合っているものであること、そしてGoogleとアクセス者にコンテンツについての「手がかり」を与えるものであることが必要です。そのため、1つのページのタイトルがあなたのサイトのほかのページと同じものでは困ります。 また、メインページにタイトルをつけることはもちろんのこと、すべてのページにも入れましょう。
タイトルの長さは使う文字にもよります。現在の標準とされるものは 600 ピクセルでローマ字では約60文字までです。日本語の場合は32文字までにおさめます。タイトルが長すぎると、きちんと最後まで表示されないので、読みやすくするため文字数を守りましょう。
キーワードを使いたい場合、タイトルの最初の方に入れます。検索結果に表示された際、どれをクリックしようか悩んでいる読み手にとって、左の方が注目しやすいためです。ただし使いすぎないように。検索エンジンはキーワードを詰め込み過ぎて意味をなさないタイトルを嫌います。
少しスペースが余ったら、社名や店名などのブランド名を入れます。これはタイトルの最後の方で十分です。強いブランドならGoogleが自動的にタイトルに含ませてしまうこともあります。
タイトルを設定しないとどうなるか?
ほとんどの場合、単にあなたのサイト名が表示されることになります。気を付けていただきたいのはこれはドメイン名ではなく、Webnodeのサイトを作った時に入力したサイト名が選ばれることが多いということです。変更はいつでもできます:編集画面にログインし、右上の「設定」をクリックすると、「ウェブサイト設定」で変更が可能です。
せっかく設定しても、Google があなたのタイトルを無視してほかのテキストを表示する可能性もあります。いつそうなるか自分で調整することはできないのですが、大体以下の中のどれかが原因のことが多いです:
- タイトルにキーワードが入りすぎている
- タイトルがアクセスした人が抱いている疑問を解決しそうもない
- Googleがタイトルがページの内容と合っていないと判断している
こんなこともあるので、すべてのタイトルを慎重に考えて入れてください。
Webnodeでのタイトル設定方法
サイトへのアクセスを増やそうと、クリックされるようなうまいキャッチコピーを頭がよじれるほど考えたことはは?キャッチ―なものができたら、Webnodeエディター(編集画面)で簡単に設定できます。
ログインしたら右上の「ページ」をクリックしてページ名をクリックし、SEO(検索エンジン最適化)ページ設定のすぐ下にあるページタイトルに入力するだけ:
ディスクリプション
正直にお答えください。Googleの検索結果で出てきたディスクリプション(説明文)が怪しいと思ってクリックしなかったことは何回ありますか?
ディスクリプションはタイトルと同じくらいクリックするかどうかに影響を与えます。検索結果やSNSサイトに表示されるので、すべてのページでそれぞれ違うものが必要です。まだ入力していない場合、勝手にあなたのホームページのふさわしそうな文章;ほとんどの場合、サイトのページ一番上に出てきたテキストが表示されることが多いです。 上手くサイト全体を要約するような文であればいいのですが、そうでないこともありますよね。
タイトルと違って、ディスクリプションはサイトの訪問者のためにあるため、直接検索結果の順位には影響しません。ディスクリプションは、そのページに何が書いているか、どうしてこのページが探していることを解決するのか短くまとめているものです。これを広告だと思ってください。何を書いたらよいか迷う場合、そのページで何が起こっているかを1文で友達に説明するつもりで書いてみるのもおすすめです。
ディスクリプションをクリエイティブに演出することもできます。– 売上を上げたり、特別セールや問いあわせ先などの情報を入れることもおすすめです。1つだけ、ディスクリプションが長くなりすぎないように注意してください。大体2-3文で英数字では160文字まで、 日本語では120字ほどを目安にしてみてください。
ディスクリプションは編集画面では – タイトルと同じように「ページ」のSEO(検索エンジン最適化)ページ設定の下に入力して設定できます。
キーワード
キーワードは超重要項目。一般的にアクセス者とどうコミュニケーションするか、どんなことを共有したいかという切り口でなくてはならないものです。
だからといって、キーワードをただ羅列しただけのコンテンツはマイナス。この手法は検索エンジンがスタートしたばかりの頃は有効とされていました。その時代はキーワードをできるだけたくさん使えばサイト自体の質を問われることなく上位に掲載されたので、サイト所有者がよく使っていました。 現在は Googleが順位をよくするためにキーワードを詰め込んでいないか簡単に検知できるようになったので、キーワードを羅列しても上位になれないだけでなく、ペナルティまで課されるようになっています。
このような安易なテクニックを悪用するのではなく、自然に掲載されるようになりましょう。読み手はキーワードのみを見るのではなく、重要な内容を読んでいるうちに自然にキーワードが頭に入ってくるようでなければなりません。難しい?1番手っ取り早い方法は、質の高いコンテンツを書くこと。これができれば、キーワードは文章中に自然な流れで入ってきます。
ではどんなキーワードを選べばいいのでしょうか?前回の記事でご紹介したように、ターゲット層について掘り下げる、競合のサイトを見てみることは重要です。もっと深く、ちゃんと重要なキーワードを把握しているかオンラインツールでも調べられます。Googleが出しているキーワードプランナーもその一つです:
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
メタキーワード
今まで、キーワードを上手く文章になじませること、サイトへのアクセスを増やすためにタイトルとディスクリプションを入れることをご紹介しました。そのほかにもWebnodeの編集画面で「メタタグ」という項目があります。メタタグは色々な検索エンジンロボットに「このページにはOOOOが書いてあって、サイトデータベースではこんなカテゴリーに入ります」と知らせるものです。Google自体はこのようなメタキーワードは無視していますが、Google以外の各国や地域などの検索エンジンでは拾って考慮に入れているものもあります。
メタキーワードはタイトルなどと同じように各ページのSEO(検索エンジン最適化)ページ設定で入力できます。
どんなキーワードを使えばいいのか?
さあここでちょっと微妙なところに入っていきます。全てのキーワードに言えることですが( あなたがこの分野のエキスパートでない限り)一般的な広いものより的を絞ったキーワードを使いましょう
例を挙げます。あなたは街の配管工。ネット上で集客したいと考えています。「配管工」という広い一般ワードで探せば、ものすごい数の結果が出てきます。その中にはまったく関係のないサイトも含まれていますし、あなたの住んでいる地域ではなくて遠い地域の結果も出てきます。また、もう長いこと同じビジネスをしているほかの業者は儲かる仕事をすべて網羅しているかもしれません。その代わりにロングテールキーワードと呼ばれる的を絞ったキーワード「配管工 東京都 新宿区」「格安 配管工 東京都 新宿区」などで検索した場合にヒットすればあなたのサイトはもっとチャンスがあるはずです。
どうやればそんなキーワードを探せるかって?ちょっとお客様の気持ちになってみて、何か探そうとしてみてください。何語か組み合わせてもしくは1文まるごと(例:無料でサイトを作る方法)で検索したり、地域名や最寄り駅名を入れるともっとチャンスが見えてきます。一般的な広いキーワードを1語入れた時と比べて掲載されるサイトはかなり絞られていて、そのほとんどは探していたものと深く関係しているものが多くなってきたと思います。検索エンジンにより詳しい情報を与えればデータベースの中から更にフィルターをかけてもっとふさわしい答えを出してくれます。あなたのサイトがこのような検索に引っかかるかどうか、ロングテールキーワードをちゃんと入れているか見てみてください。
このようなキーワードのリストができたら、1ページにキーワードを何百も入れる必要はありません。20個ぐらいまでの、少しだけれど関連性が高いキーワードで十分。 ドメイン名にもキーワードを使うことが可能。その場合は前の記事でご紹介した内容を頭においておいてください。
カスタムURLアドレス
SEOページ設定では、自分で識別URLを設定できます。 こうしておくとサイトのナビゲーションがスムーズにもなります。長~いあまり見たことのない文字列や?マーク、ダッシュなどがたくさんあるアドレスはちょっと怪しくないですか?短くわかりやすいアドレス (URL)に変更すると読み手がページの内容をすぐに把握できます。(日本語でページを作った場合、このような文字に変換されることもあるため、英数字に変更もできます。日本語対応ブラウザでは日本語で表示できますので、あえて日本語で登録してももちろんOKです)
Webnodeエディターは自動的にページ名をそのままアドレスの一部として使います。変更する場合は SEO ページ設定でできます:
画像
多くのホームページの所有者は、1つ1つの画像がどうやってGoogleの検索に引っかかっているかまったく知らないようです。ユーザーは特別感があったりコンテンツと関連の深い画像を見る傾向があるようですが、沢山の画像があふれているのであなたのサイトの画像が見過ごされてしまうのはもったいないです。あなたの画像も検索エンジン最適化に一役買うことができます。それも広い一般的なキーワードでも。
Googleに画像をインデックスしてもらうには?
画像の名前に注目。編集画面に画像をアップする前に、各ファイルに画像固有で画像を説明している名前を付けます。画像に説明文をつけて、代替テキスト(Alt属性)として保存することをお勧めします。
この代替テキストは、ウェブサイトの表示回数を改善するのに役立ちます。画像が読み込めない時にも表示されますし、検索エンジンは画像そのものが表示していることを読み取れないので 説明文を入力し、画像がインデックスされるようにしましょう。
HTTPS
サイト閲覧時に「安全ではありません」というメッセージをブラウザ上で見たことが一度はあると思います。この警告は、表示されているサイトが安全な接続を導入していないため、入力した情報が盗み取られる可能性があることを示しています。
Webnodeでサイトを作成したら、通信が暗号化されサイトの安全なアクセスを保証する「SSL証明書」が自動的に作成されます。何もしなくてもあなたのサイトはアクセスする人にとって安全な対策が施されます。
Webnodeで独自ドメインを登録する場合でも同じ証明書を発行します。ドメインをほかのプロバイダの管理下におき割当のみでWebnodeのサイトと接続する場合は、あなたが設定をしなくてはいけないのでちょっと注意が必要です。わかりにくい場合はいつでもサポートまでご連絡ください。
レスポンシブデザイン
Google がサイトのモバイル版(スマホ版など)にどうやって優先順位をつけているかを説明している記事はたくさんあります。このSEOブログシリーズの最後の記事でもご紹介する予定です;ここではスマホなどでサイトがどうやって表示されるかーレスポンシブデザインについてみていきます。
レスポンシブデザインというのはあなたのサイトが、途切れることなく見ている端末のディスプレイの大きさに自動調整されることで、これがあるとあなたがパソコンでホームページを作成しても、タブレットやスマートフォンできれいに自然に見えるようになります。 これはGoogleの検索エンジン最適化に有効なだけでなく、読み手にとってもうれしい大きなメリットです。サイトが自動調整されずにスマホで見たときにアリのように小さい字だったり、切れていたりしたりして読みにくければ、読み手はすぐにサイトを離れてしまうでしょう。
こんなことはWebnodeではまったく心配いりません。すべてのテンプレートはレスポンシブデザインです。ちゃんと表示できているかどうかチェックする場合は、サイトをスマートフォンで見てみたり、パソコン上でブラウザをドラッグして小さくしてみてください。サイトの内容が調整されているのがわかると思います。
あと少し
長い文章にお付き合いいただきありがとうございます。前の記事でコンテンツの重要性について触れたのを覚えていますか?これも非常に重要です。この記事でご案内した内容は木の上の方のサクランボとでもいいますか、コンテンツを書いたうえでその上でできること、検索エンジンに簡単にインデックスされてアクセスを集める方法をご紹介しました。
コンテンツ自体が良くなければ、これらの機能は何の意味も成しません。できることをなるべくやってみることがおすすめです。あなたがやらなくても競争相手はみんなやるでしょうから。
- SEO (検索エンジン最適化) きほんのき
- SEO – 各ステップと全体像をみてみよう
- SEO – 戦略を立ててみよう
- SEO – WebnodeエディターでSEO設定– タイトル、ディスクリプション、キーワード
- SEO- サイトのリンクを活用しよう
- SEO – 検索エンジンに自分のサイトを認識させよう
- SEO-SNSを活用して集客アップするコつツ
- SEOとデータ分析
- SEOとモバイルファーストインデックス
タイトルとディスクリプションについて何か発見されましたか?サイトのキーワードを決めるのは大変でしたか?ぜひコメントをシェアしてください。
また、ステップバイステップのSEOガイドを必ずお読みください。